ご挨拶

大会委員長/九州支部長 大塚弘文

 新型コロナウィルス感染症の収束が不透明な中,「アフターコロナ」に向けて以前のような活動再開が随所で見られるようになってきました.Webカンファレンス方式と対面方式とのハイブリッドで開催された前回につづき,第7回日本福祉工学会九州支部大会を同様の方式にて開催できる運びとなりました.
 しかも,いよいよ大分県(大分大学)での開催です.
 車椅子マラソンのメッカでもあり,障害者就労支援の先駆的な取組みが行われてきた先進県・大分で本大会を開催できることは,極めて意義深いと考えています.
 全ての人々のQOLを高め,多様性を認め能力を高め合う社会の構築を目指している皆さんの強い支援により今大会の開催に漕ぎ着けることができましたことに,この場をお借りして感謝申し上げます.
 本大会の役割は福祉工学分野の研究・技術の進展を図るための研究発表・情報交換ですが,将来を担う学生諸君が身近に参加できる未来の福祉工学技術者育成の場でもあります.貴重な意見・情報交換の場となるよう運営関係者一同努力いたしますので,ぜひ学生の皆さんに積極的に参加いただき,本大会が若手技術者育成の一助となることを熱望しています.
 皆さまの奮ってのご参加をお待ちしております.